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ドアクローザーの重要性とメンテナンスのポイント

日々の業務の中で「ドアクローザー」の役割を意識したことはありますか?
ドアクローザーは普段あまり注目されませんが、快適な環境維持や安全性向上において非常に重要な設備です。本コラムでは、ドアクローザーの役割と、長く安心して使うためのメンテナンスのポイントを解説します。

ドアクローザーの役割

ドアクローザーは、単にドアを自動で閉めるだけの装置ではありません。適切に機能していなければ、以下のような問題が発生する可能性があります。

1. エネルギーの無駄を防ぐ

ドアがしっかり閉まらないと、空調効率が低下し、無駄な電力コストが発生します。特に大型の工場やオフィスビルでは、わずかな隙間が積み重なり、大きな損失につながります。

2. 防犯・防災対策

ドアが半開きのままだと、不審者の侵入や異物の持ち込みにつながる危険性があります。また、防火扉のドアクローザーが正常に作動しなければ、火災時に煙や炎の拡散を防げません。

3. 安全性の向上

ドアが勢いよく閉まると、指を挟む事故や騒音の原因になります。適切に調整されたドアクローザーがあれば、スムーズな開閉が可能になり、事故リスクを減らせます。

ドアクローザーのメンテナンスポイント

ドアクローザーは一度設置すると長く使える設備ですが、定期的な点検と調整が不可欠です。以下のポイントをチェックすることで、トラブルを未然に防げます。

1. 開閉スピードの確認

  • ドアの閉まる速度が速すぎたり、遅すぎる場合は調整が必要です。
  • 季節によって温度変化が影響し、冬場は油圧の影響で動作が鈍くなることがあります。

2. オイル漏れのチェック

  • ドアクローザー内部には油圧オイルが使用されており、漏れが発生すると機能低下や異音の原因になります。
  • 床やドアの上部にオイルのシミが見られる場合は、早めに交換を検討しましょう。

3. ネジや金具の点検

  • 取り付け部のネジが緩むと、ドアクローザーが正常に作動せず、ドアが傾いたり異音が発生します。
  • 定期的に締め直しを行うことで、故障や落下事故を防げます。

4. ドアの閉まり具合のチェック

  • ドアがしっかり閉まらない場合、クローザーの調整だけでなく、ヒンジやドア枠の歪みも確認しましょう。
  • ドアの重みや長年の使用による変形が影響していることもあります。

メンテナンスを怠るとどうなる?

ドアクローザーの不具合を放置すると、以下のような問題が発生します。

ドアが急に閉まり、利用者がケガをする
防火扉が正常に閉まらず、火災時の被害が拡大する
ドアの開閉にストレスがかかり、施設の印象が悪化する
部品の摩耗が進み、修理や交換のコストが増大する

こうした問題を未然に防ぐために、日常的な点検を習慣化することが大切です。

ドアクローザーのことなら島田産業にお任せ!

ドアクローザーは、快適な環境維持や安全性の向上、省エネ対策に欠かせない設備です。適切に機能していないと、エネルギーロスや防犯・防災面でのリスクが高まることもあります。

島田産業では、ドアクローザーの点検・調整・交換までトータルでサポート。施設の使用状況に応じた最適なメンテナンスプランをご提案いたします。

「ドアの閉まりが悪い」「異音がする」など気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!

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