シャッター
ここでは、シャッターに関する施工サービスの説明をしております。
概要・特徴
倉庫や工場の搬入路に設置される金属製のシャッターは、風雨から内部を保護します。
防火性・防犯性能など様々な仕様があり、お客様の倉庫・工場やご要望にあわせた適切な選定が重要です。
スチールやアルミ、ステンレス製のシャッターはビニール等のシートシャッターと比べて耐久性が高いことが特徴です。
しかしながら、部品の腐食やセンサー類の故障、シャッターの歪みなどが原因で開閉が難しくなってしまうケースがあるため、定期的な点検やメンテナンスが非常に必要になってきます。
注意すべきトラブルとその前兆
- 開閉時の異音
- 開閉操作ができない
- 開閉時の異常な振動
長期間の使用に伴う経年劣化や、衝突などの外的要因によって不具合が生じてしまいます。
よくある故障の一つにスラットの変形が挙げられます。
何枚もの横長い部材をすだれ状に連結した部分であるスラットはシャッターの「壁」になる部分ですので、物品の搬入作業の時の衝突や、開閉時にものを誤って挟み込んでしまった際に変形する可能性がございます。
開閉時に異音や異常な振動がある際は、このスラットが変形してしまっているか、スラットの左右にあるガイドレールが歪んでしまっている可能性があります。
また、シャッターの駆動部であるスプリングや巻き取りシャフトのようなモーター部分も故障しやすい箇所です。
開閉操作が効かない、操作できない場合はこちらが故障している可能性が考えられます。
トラブルが与える影響
- シャッターが開閉しない
- 十分にシャッターが閉じない
- シャッターの開閉に時間がかかる
このようなシャッターのトラブルは放置しておくと事態が悪化するおそれがあります。
今は問題なくシャッターの開閉が出来ている状態でも、シャッターの操作ができなくなったり、完全には閉まらない・開かないといった症状になることがあり得ます。
シャッターが開閉しない場合はもちろんですが、十分に開閉できず、隙間が空いている状態では、シャッター本来の目的である倉庫や工場内部が保護できず、設備が風雨にさらされてしまいます。
また、シャッターの開閉に時間がかかる場合は物品の搬入に時間がかかり、生産性が低下してしまいます。
よくあるトラブルの対処法
トラブルを未然に防ぐためには定期的な点検とメンテナンスが重要です。
すでにトラブルが起こってしまった場合は、部品の故障等の原因を解消することでトラブルを解決できます。
トラブルの原因が周辺の環境であることが考えられる場合は、トラブルが起きにくくなるように周辺環境を変更します。
具体的には、シャッターにぶつからないように地面にラインを引く、開閉の誤操作防止のためにスイッチの操作性を向上させるなどが挙げられます。
お客様の現場・困りごとに対してどのような改善が最適かの提案も可能ですので、お困りのことがあればご相談ください。