低圧配電盤
ここでは、低圧配電盤に関する施工サービスの説明をしております。
概要・特徴
配電盤は建物内や施設内で電気を効率的に配分するための装置です。
主に電力供給元からの電力を複数の回路に分けて管理し、各回路に必要な電力を供給します。
また、異常や過負荷が発生した場合には電力を遮断し、火災やショートを防止する役割も果たします。
安全性と効率性を確保するために、配電盤は様々な保護機能や制御機能を備えています。
建物や施設の電気設備の中核的な部分であり、重要な役割を担っています。
中でも、低圧配電盤は工場・建屋で使用される範囲の電力を扱い、600V以下の電圧を配電する電気設備です。
注意すべきトラブルとその前兆
- 配電盤が熱を持っている
- 電力が供給されない
- 導入後長期間が経過している
低圧配電盤が正しく設置されていない、もしくは定期的なメンテナンスを実施せずに、搭載されている機器等が劣化してしまうと、過負荷や短絡など、様々なトラブルが発生してしまいます。
配電盤が必要以上に熱を持っている等の異常を感じた際は即座に電力の供給を停止し、専門の業者に点検を実施して頂く必要がございます。
トラブルが与える影響
配電盤で正しく電力が配電されないと、接続されている機器が正常に稼働しない可能性がございます。
最悪の場合は、高額な機械の破損や、ショートによる工場・建屋の火災に繋がってしまうこともございますので、定期的にメンテナンスや更新を実施する必要がございます。
よくあるトラブルの対処法
低圧配電盤は、メーカーにもよりますが設置後15年前後を目安に更新を実施することが推奨されています。
建物を建てる際に併せて設置することが多い設備であるため、意識的に保守・メンテナンスを実施しなければ、数十年そのまま使用される場合もございます。
生活になくてはならない電力であるからこそ、重大なトラブルが発生する前に、保守・メンテナンスを行い早めの更新を実施することが重要です。