こちらの物流センターでは、大型トラックによる搬入出が頻繁に行われていました。しかし、出入り口に設置されていた手動シャッターは、開閉作業に手間がかかり、作業効率の低下を招いていました。具体的には、開閉のたびに作業員が手を止めなければならず、物流作業の流れが妨げられる状況でした。

さらに、夏季や冬季には、シャッターの開閉中に外気が流入し、施設内の温度が不安定になるため、空調コストの増大が課題となっていました。加えて、開閉時に屋外のほこりや虫が入り込むことで、製品や作業環境の衛生管理にも懸念がありました。

お客様からのご相談を受け、センサーによる自動開閉機能を備えたシートシャッターを提案・設置しました。物流センターの使用状況に合わせ、視認性が高く、安全性を確保できる透明タイプのシートシャッターを採用しました。施工は1日で完了し、物流作業に影響を与えることなく設置が完了しました。

シートシャッターの導入により、手動での開閉作業が不要になり、フォークリフトや作業員がスムーズに出入りできるようになったことで、作業効率が大幅に向上しまし。また、高速で開閉するため、外気の流入が抑えられ、施設内の温度が安定します。これにより、空調コストが約15%削減されました。

さらに、防塵・防虫機能を備えたシートシャッターにより、ほこりや虫の侵入が大幅に減少しました。これにより、食品や医薬品を取り扱うエリアでも衛生的な作業環境が確保され、従業員の安心感が向上しました。

シートシャッターの導入は、作業効率やコスト削減だけでなく、作業環境の改善にも大きく貢献しました。
物流施設の出入口改善をお考えの際は、ぜひ弊社にご相談ください。