新規のお客様より、工場内の高圧受電設備（キュービクル）の老朽化に伴う更新工事についてご相談をいただきました。この設備は導入から30年以上が経過しており、故障が発生していました。一般的に、キュービクルの更新目安は20年とされていますが、それを超える使用によって故障リスクが増大していました。

さらに、高圧受電設備は法令により定期点検が義務付けられており、月次点検や隔月（3ヶ月）点検、年次点検の際に修理が必要な箇所が見つかった場合には迅速な対応が求められます。今回のように、更新が必要となったキュービクルの老朽化やメンテナンスにお困りのお客様はお気軽にご相談いただけます。

お客様からのご依頼を受け、まずは現地にて既設品のサイズや工事中の導線の確認を行いました。設置場所の両サイドに木が植えられており、スペースが限られていたため、事前に導線確認を行うことで、スムーズに作業ができるように準備しました。

今回の工事では、既設の高圧受電設備と同一メーカーの製品を採用したため、設置工事が短期間で完了しました。設備の更新後、お客様の工場は安全かつ安定した電力供給が可能となり、今後の運用における安心感が増しました。

当社では、高圧受電設備（キュービクル）の発注から設置、メンテナンスに至るまで、一貫したサポートを提供しております。高圧受電設備の更新・メンテナンスに関するご相談は、ぜひお気軽にお寄せください。